東京オリンピックを前に都内ではホテルの建設ラッシュだ。合わせて、新しいゲストハウスやホステルも都内だけでなく地方の観光地でも広がりを見せている。世の中に出回っている統計によると、今後のインバウンドを見込んで行くと宿泊施設が足らないらしいのだが、それ以上に旅行のスタイルが変わってきたというのが大きいのではないか。

一言にゲストハウスといっても、いろいろなスタイルがある。いわゆるthe japan的なカオサンは外国人への地名度も高く、いわゆるこれまでの一般的なゲストハウスだ。日本人から見るとある意味キッチュ・ジャパニーズだが、歌舞伎や富士山などの日本モチーフをグラフィカルに表現する集客はわかりやすい。

そんな中で最近国内外の評価が高いのが本間君率いるbackpackers’ japanのtoco、nui、lenの一連のゲストハウスだ。
特にtocoは彼らが手がけた最初のホステルであり、今では国内の利用者も多いほど素敵な宿だ。

入谷駅から数分の場所にあるtocoは気がつかずに通り過ぎてしまうほど、控えめな佇まいだ。

その真骨頂は客室にある。ここではあえて写真を載せたりはしないので、気になる人は是非必死に予約をとって、行ってもらいたい。